アクティブ かむかむ ウォーキング

ウォーキング+α  ウォーキングの効果アップ  からだも心も健康に アクティブかむかむウォーキングをご紹介

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アクティブかむかむウォーキングのすすめ

歯学研究が進むにつれ、次々と明らかになりつつある「運動と噛むことの効果」ですが、一般的な認知度はまだ低く、その効果についてご存知ない方も多いはず。
そこで、約100名の健康・スポーツ愛好者の皆さんにご協力いただき、「ガムを噛みながら運動することの効果」について、独自調査を実施しました。ここでは、効果について初めて聞いた感想から、実際にトライアルした感想まで、リアルな声をレポートします。

噛むことの四大効果のおさらい

歯学研究の中でも、スポーツ歯学とよばれるスポーツや健康を口腔から支援することをめざす分野では、歯や噛み合わせと身体機能の解明が進み、ガムを咀嚼することでからだのバランス能力が高まったり、筋肉の活動が活発になったりすることが確かめられています。

1.筋肉いきいき効果
筋力がアップしたり、運動能力が高まったりする効果が期待できます。
2.バランス能力向上効果
頭部の位置を安定させ、からだのバランス能力を向上させます。
3.全身アイドリング効果
噛むことで全身の骨格筋が刺激され、運動に最適な筋肉の状態になる可能性があります。
4.唾液の集中力増強効果
唾液中の活性物質が体に吸収されると、学習能力や集中力が高まり、精神の安定に寄与する可能性があります。

解明され始めたばかりのこの研究結果は、実際の健康・スポーツ愛好者の皆さまに、どう受け止められるのでしょうか?
そんな疑問を解消すべく、フィットネスクラブに通う20~70代の男女117名にご協力いただき、アンケート調査を実施しました。
対象者は、まず「噛むことの四大効果」についての資料に目を通し、それを読んだあとに感想などをアンケートに記入していきます。

さて、結果はどうだったのでしょうか?

アンケート実施概要

対象者:フィットネスクラブに通う20〜70代の男女
回答数:117
実 施:2017年3月上旬
場 所:フィットネスクラブ コ・ス・パ松原 (埼玉県草加市)

なんと、回答者の7割が「大変興味深い」「興味深い」と回答しています。

  • 運動とガムを噛むことは、無関係だと思っていました。むしろ、邪魔になる!と思っていたので目から鱗です。(50代/男性)
  • 普段ガムを噛んでいるけれど、それが運動などと関係しているとは知らなかったので。(50代/女性)
  • そういえば野球選手がガムを噛んでいるのをテレビで見る。(40代/女性)
  • 記憶力に効果があると聞いていましたが、運動能力向上に効果があるとは初耳だからです。(30代/女性)

「大変興味深い」「興味深い」と回答した方を年代別にみてみると、一番関心が高かったのは40代でした。
次いで、20代以下、30代と続き、比較的若い年代の方の関心が高いようです。


4つの効果の中で、もっとも注目を集めたのが「唾液の集中力増強効果」でした。

  • 唾液って大切だったのがわかりました。(50代/女性)
  • 運動中に集中力がよく途切れてしまうため(40代/女性)
  • ガムを噛んで唾液がよく出るので良いのは知っていたが、運動しながらとは初めて聞きました。(60代/女性)

「大変興味深い」「興味深い」と回答した方の中の約7割が、ガムを噛みながらの運動に挑戦したいと回答しています。
「試したことがないのでやってみたい!」「せっかくやっている運動なら、効果は最大化したい!」と、前向きな意見が飛び交いました。

「試したことがないのでやってみたい!」「せっかくやっている運動なら、効果は最大化したい!」と、前向きな意見が飛び交いました。

実際にガムを噛みながら運動した感想は?

そこで、アンケート回答者から、さらに希望者を募り、実際にガムを噛みながら普段の運動に取り組んでいただきました。
(※フィットネスクラブから特別許可を得て実施しました。)

皆さまのトライアル後の感想はこちらです。

唾液がよく出たという実感があった!

  • 口や喉が乾かなくて良い(70代/女性、他)
  • 唾液が出やすいという実感はあった(60代/男性、他)

筋力アップした実感があった!

  • 歯を食いしばりやすく、力が入りやすかった。(30代/男性)

集中力がアップした実感があった!

  • 時間が早く過ぎた気がする。(40代/男性、他)
  • 集中できた。(50代/女性、他)

副次的に爽快な気分が味わえた!

  • ミントの香りが清々しい気分で運動できた。(70代/女性)
  • リラックスした気分になる。(70代/男性)
  • 汗がよく出た。(50代/女性、他)

実際に効果を感じた方も多いようでした。 同時に、「いったいなぜ?」「もっと詳しく知りたい!」というお声もいただきましたので、 スポーツ歯学専門の東京歯科大学特任教授 石上惠一先生にお話をお聞きしました。

石上 惠一 先生 プロフィール

日本大学歯学部卒業後、日本大学海外派遣研究員として、ロンドン大学 U.M.D.S.Hospitalに留学。
東京歯科大学教授を経て現職。日本スポーツ歯科医学会理事。
日本オリンピック委員会強化スタッフ・スポーツドクターを務める。

噛むことに使用される筋肉は体の一部でしかないのに、からだ全体に影響するのですか?(50代/男性)

ものを噛む時に動いているのは、口の周りの筋肉だけではありません。首、肩、背中の筋肉も動いています。
噛むことは、全身の骨格筋に関与しているのです。

ランニングフォームが安定した気がするのですが…?(40代/男性)

ガムを噛むことでバランス能力がアップしたことが理由の一つと考えられます。噛むことに使う筋肉は、頭部を支える筋肉の一部で、とても大切な役割を果たしているのです。バランス感覚を調べた実験でも、ガムを噛んでいる時は、噛んでいない時に比べて動揺が抑えられました。つまり、立ち直り反射が向上するのです。

ガムをかみながらの運動にはウォーキングがぴったり

実際にトライアルしていただいた方には、種類を限定せず、普段通りに過ごしていただきました。
そのため、筋トレやヨガ、ダンスなど、種類も強度も異なる様々な運動中にガムを噛んだ感想が集まりました。(右グラフ参照)

中には、「ヨガなど、上向きの運動があると飲み込みそうになる(70代/女性)」
「ダンスは口から出そう(50代/女性)」など、ガムを噛みながら行うには相性の良くない運動もあるようでした。

その中で、ガムを噛みながらの運動に「ちょうど良い!」という声が集まったのが「ウォーキング」です。

  • ウォーキング中は良い(60代/女性、他多数)
  • あまり強度の高くない運動中が丁度いい(50代/男性)

さぁ、あなたも「かむかむウォーキング」!

健康・スポーツ愛好者も、その相性の良さを認めた「ウォーキング」と「ガムを噛む」という組み合わせを、「かむかむウォーキング」といいます。
ウォーキングのリズムに“かむかむ”というガムを噛むときのリズムを合わせることで、歩行のスピードも上昇し、運動効果のアップも期待できると考えられます。

暖かくなり、やわらかな風が肌に心地よい春は、ウォーキングにぴったりの季節。
外へ繰り出す際には、ガムを噛みながら「かむかむピッピッ♪」のリズムで効率よく運動してみませんか?